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以前、寄贈させて頂いたトロパァン村の井戸の調査に行った所、水の出が悪くなっていたため、新たに地下水が確保できる場所に井戸を移設したという報告がありました。

井戸建設においては、地下水が豊富な場所を探し、水源が枯渇しにくい場所を選んで、設置しているのですが、井戸職人の方、土地勘のある村長さんなどの勘を頼りに、場所を選定しているというのが、現在のやり方なのだそうです。

発展途上国ゆえ、技術面では進んでいない所や、コストの問題、日本の常識では考えられない事や、人の手に頼らざるを得ない所がまだまだ多くあります。

今回の村では使用する村の人達も多く一度に使いすぎてしまった為、地下水が切れてしまった可能性があるというような話でした。

まだまだ、井戸は不足しているのが現状のようです。
改めて作家の皆さま、お客さまの皆さまのおかげで生活が改善されていっているのだと強く感じる報告でした。

井戸報告書