【UIデザイン心理学】脳がバグる!?ストループ効果を理解して「迷わせないデザイン」を作るコツ

こんにちは!デザインの現場で「なんかこの色、しっくりこないな…」と違和感を覚えたことはありませんか?その違和感、もしかしたら脳が起こすバグ**「ストループ効果」**のせいかもしれません。

今回は、知っているだけでデザインの質がグッと上がる、この不思議な心理現象について、クリエイター目線で楽しく解説していきますね!

脳がパニック?ストループ効果の正体

まずは簡単なテストをしてみましょう。以下の文字の色を声に出して読んでみてください。

「赤」 「黄」 「青」

※文字の意味ではなく、「インクの色」を答えてください。

おそらく、一瞬だけ脳が「えっ、どっち?」とフリーズするはずです。このように、文字の意味と視覚的な色が矛盾していると、情報の処理に時間がかかってしまう現象のことを「ストループ効果」と呼びます。

なぜ脳は混乱しちゃうの?

私たちの脳は、文字を読むという動作と、色を認識するという動作を同時に行おうとします。通常は文字を読むスピードの方が速いため、入ってきた「色」の情報と「文字」の情報がケンカしちゃうんですね。この「情報の交通渋滞」が、ユーザーのストレスに直結するんです。

クリエイターがハマる!UXデザインの落とし穴

このストループ効果、実はWebデザインやアプリのUIにおいて、めちゃくちゃ重要なポイントなんです。

削除する

安全そうな緑色だけど…

保存する

危険そうな赤色だけど…

▲ これが「ストループ効果」を引き起こすNGなUIの例です。

想像してみてください。「削除」というボタンが「鮮やかな緑色」で、「保存」というボタンが「警告の赤色」だったらどうでしょう?ユーザーは、文字を読む前に「赤=止まれ・危険」「緑=進め・安全」という直感で動こうとします。その結果、間違えてデータを消してしまう…なんて悲劇が起こるわけです。

「直感」を裏切るデザインはNG

プロのデザイナーなら、ユーザーの無意識を味方につけたいところ。意味と色、そして形状を一致させることで、ユーザーは「考えずに操作できる」ようになります。これが、いわゆる「使い勝手の良いデザイン」の正体なんですね!

ストループ効果を逆手に取るアイデア

「じゃあ、矛盾させなきゃいいだけでしょ?」と思うかもしれませんが、実はあえてこの効果を使って「目を引く」テクニックもあります。

例えば、アート作品やインパクト重視の広告バナー。あえて脳をバグらせることで、「おや?」と思わせて視線を釘付けにするんです。違和感は、時として強力なスパイスになります。

注意を惹きつける「フック」としての活用

  • インパクト重視のメインビジュアル 普通じゃありえない配色で、スクロールする手を止めさせる。
  • コンセプト重視のロゴデザイン矛盾を内包させることで、深い意味を持たせる。 メニューバーの左端(スマホなら上部)には、ユーザーが最も頻繁に使う、あるいはサイト側が最も見てほしいコンテンツを配置しましょう。

ただし、これをUI(操作部分)でやっちゃうとユーザーが離脱するので、使いどころにはプロの勘所が必要ですね!

ユーザーの脳に優しいデザインを

デザインは、単に「綺麗」なだけじゃなく、情報の処理をスムーズにすが役割があります。ストループ効果を理解していれば、ユーザーに余計な脳のエネルギーを使わせない、思いやりに満ちたデザインが作れるようになりますよ。

「このボタン、色と意味が合ってるかな?」と一度立ち止まって考えるだけで、あなたのクリエイティブはもっともっと洗練されるはずです!

合同会社トータルライフデザインホーリーでは、企業のロゴからサービスロゴ、DTP、Webデザイン等一気通貫にて業務を行っております。ぜひ一度お問い合わせください。

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