M1 MacBook AirのOSを11.6.7にアップデートしたらWi-Fiが繋がらなくなった時の対応

Appleは現地時間6月9日、現行のmacOS Montereyのひとつ前の世代となる、macOS Big Surのマイナーアップデート、macOS 11.6.7をリリースしました。

今回の記事は、私のようにmacOS Montereyへとアップデートせず、macOS Big Surを使い続けているユーザー向けの記事となります。
 
リリースノートによれば、macOS Big Sur 11.6.7は「メール」や「Microsoft Outlook」などのメールアプリにおいて、添付ファイルを開くのに必要なファイルがすでに開いている場合、添付ファイルが開けないというバグを修正したもののようです。

普段、今回のようなマイナーアップデートの場合、バックアップも取らずにアップデートをしていましたが、今回のアップデートにより、Wi-Fiが繋がらなくなるトラブルが発生してしまいましたので、その復旧方法について記事にしておきます。今後は、しっかりバックアップを取ってからアップデートしようと思います。

原因

結論、Wi-Fiが繋がらなくなった原因としては、ネットワーク設定の中にあるセキュリティーソフト「Norton Internet Security」が起動しなくなったことが原因と推測しています。通常であれば、メニューバーにノートンが常駐しているのですが、アップデート後はノートンのアイコンがメニューバーになかったので、手動で起動を試みたのですが、Rosettaのインストールを求められる意味不明なポップアップが出てきました。とりあえず、こういう時は再起動。が、症状は改善されませんでした。

解決方法

そこで、原因となっているであろう「Norton Internet Security」のネットワーク設定を一度削除することにしました。

まず、「システム環境設定」の中にある「ネットワーク」を選択します。

次に、下図のように「Norton Internet Security」が表示されているかと思いますので、こちらを選択し、一番下にある「−」ボタンをクリックし、その後「適用」ボタンをクリックします。

その後、通常どおりMacを再起動してください。作業としては以上となります。

再起動後は、ノートンは停止されたままになっていますので、Wi-Fiが通信可能であることを確認し、手動でノートンを起動すれば、元どおりになっているかと思います。

今回の症状は、MacBook Airやノートン以外のセイキュリティーソフトでも同じ症状になっている方もいらっしゃいますので、OSのアップデートによりWi-Fiが繋がらなくなった方は一度お試しください。

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